経済生活

Vie économique

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がん研究:CLARA(リヨン・オーヴェルニュ・ローヌアルプがんセンター)がリヨンでの研究を強化

  ローヌアルプ・オーヴェルニュがんセンター(CLARA) は、2003年に地方の関係者 (自治体、OMS世界保健機関等)の率先で創設された研究拠点である。この拠点の目的は、ローヌアルプとオーヴェルニュ州における腫瘍学を、2州の学術・臨床・産業パートナーと緊密な協力の上で強化させることである。このセンターの存在及びその活発な活動により、このがん研究は今やリヨンにおける科学研究を率いている。CLARAは、つい最近、2015年から2017年の期間に、国立がんセンター (INCA) による認定が更新されたばかりだ。 数字で見るCLARA 創設以来、1億8000万ユーロの財政支援が、自治体やINCAにより割り当てられてきた。 サポートされている162プロジェクト、そのうち113がリヨンのプロジェクト 過去10年で、CLARAは研究者の数を倍増し、現在3200人の科学者を抱えている。 関係企業70社 4つの大学拠点 (リヨン、グルノーブル、サンテティエンヌ、クレルモン・フェラン) を中心に、がん研究の専門家のネットワーク がんと闘う2つのセンター 169の科学イベント 腫瘍学分野で活動する企業の進出が200%増大   CLARAのサポートするプロジェクトの中でも、その成功とその発展において他を抜きんでているものがある。それは、リヨンに2004年に設立され、ジェルランに生産拠点をもつ、バイオ医薬品のエリテック・ファーマ(Erytech Pharma)である。同社はがんの分野、特に、急性白血病そして一部の固形腫瘍の分野で革新的な治療法を開発している。2016年の半ばに予定されている最初の治療薬の商品化を前に、3000 万ユーロの資金を調達したエリテック・ファーマは、米国でのプレゼンスを強化し、そして現在の研究をさらに発展させる予定だ。 腫瘍学研究の手本としてのリヨン リヨンは、 2015年に50周年を迎える国際がん研究所 (CIRC)を含む多くの国際的機関を擁している。世界保健機構のこの組織は、がんに関するデータ収集、研究の立案開始、協力の調整などを行っているが、今後2020年までに、リヨン・ジェルランのバイオディストリクト地区にその新しい本部を開設する。この地区は、CLARA癌センターに隣接し、バイオメディカル分野のイノベーションの中心である。12500 m ² の未来の建物は、現在のフランス血液機構(Etablissement Français du Sang)の場所に建設され、オフィス、科学研究を目的としたサンプル及びバイオデータに関する独立機関のバイオバンクを含む。4800万ユーロのプロジェクトだが、国が1700万ユーロ、ローヌアルプ州が1300万ユーロ、リヨン・メトロポールが1800万ユーロを拠出する。
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産業:フランス、そしてリヨンで発展を続けるABB

エネルギーと自動化技術の世界的リーダー、スイスの ABB グループは、フランス市場での発展を最優先課題の一つにしている。実際、毎年、同社は世界中で10億ユーロ、うちフランスに1100万ユーロの投資を行っている。 2014年、フランスでの売上高10%の増加(7億6000万ユーロの売り上げ、うち40%を輸出)を達成した。グループは、5年以内にさらにこの2倍の成長を目指している。 ABBが顧客に提案しているのは、経済活動が環境に与える影響を低減しながら、業績を向上させることである。当グループは、多様な商品を数多くの顧客に提供しているが、例えば、LED電球、産業ロボット、風力タービンのコンポーネントとソフトウェアなどである。 ABBは製品設計のためにフランスに5か所の研究開発センターと6か所の工場を持っている。リヨンの近くシャシゥー市にある工場では、フランス全体の2000名の従業員の内400名が働いている。 4年間で1900万ユーロが投資されたが、それらは製品の製造コストを低減するためのより効率的なロボットの購入であった。ABB フランス・オペレーション責任者ニコラ・フォルミサンは次のように述べている。「工場は成長への下準備が整っています。」 ABB グループは、世界100ヶ国に進出し、14万人の従業員を抱えている。同グループの昨年の売り上げは415億ドルだった。
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太陽エネルギー:リヨンから欧州市場を統括するEnphase Energy

  カリフォルニアのスタートアップ企業Enphase Energyは、太陽光発電部門のマイクロインバーターシステムのトップシェアを誇る。 2010年、フランス、ベルギー、ドイツの子会社を統括する同社が選択したのは、リヨンのサン・テグジュペリ空港ビジネス・ハブだった。 Enphase Energy社の技術は、太陽光発電のネットワーク設備を一新した。そのソリューションとは?この独立したマイクロインバーターはそれぞれのソーラーパネルに適応してエネルギー生産を増大し、システムの設計・設置を簡素化する上に、可用性と信頼性を向上する。また火災のリスクを低減するほか、エネルギー生産管理のインテリジェントな管理プラットフォームを提供する。 2015年6月24日に、Enphase Energyは、フランス市場向けに開発された高品質の太陽光発電システムFreewattの販売を発表した。これは個々のエネルギー消費を最適化することを目的としている。 Enphase Energyの欧州支社は、今日60名の従業員を抱え、2014年度の売上高は3億4390万ユーロである。

エネルギー:ローヌアルプ地域のキャンパスに近々スマートグリッドを導入

  2015年5月初旬、「キャンパス・スマートグリッド・ローヌアルプ」プロジェクトが、他の4つのキャンパスと共に候補地に選ばれた。他の4つのプロジェクトとは、「パリ・サクレーのライブグリッド」、「トゥールーズのネオキャンパス」、「RTI リール」、そして「ニース・ソフィアアンティポリスのスマートキャンパス」である。 経済産業省が検討中のこれらの候補地の案件は、国際的な科学者、スマートグリッドの専門家、政府が立ち上げた産業アクションプランの代表者からなる評価委員会によって選択されたものだ。 「キャンパス・スマートグリッド・プロジェクト」は、「インテリジェント電気ネットワーク」 産業プラン の枠内で、政府が先導するものだ。この応募に答えたのはフランス配電会社(ERDF)で、グルノーブルの大学キャンパスでのプラットフォーム展開を推進し、スマートグリッドの分野において研究と技術革新を目的としている。ローヌアルプス州はこの分野で長い経験を有しており、フランスでの実験的プロジェクトの40%が同州に集中しているのである。例えばリヨンは、Linky というERDFが開発した通信型電気メーターの試験的導入を実施した。 このプロジェクトは、グルノーブル・アルプ大学が共同でサポートするものだが、キャンパスが実験と革新的なソリューションの開発に適した場所であることが示すものだ。これらのプラットフォームは、産業界と学術間の交流を強化することを目的として設計された。 最終的な決定は、2015年9月。ERDFブルゴーニュ・ローヌ•アルプのディレクターによると、「スマートグリッド研究所」がリヨンに設立されるかもしれないということだ 。ジャック•ロンゲ氏は次のように述べる。「インテリジェント・ネットワークを中心に生まれつつあるスタートアップを推進し、進行中のスマートガイドの産業的展開を促進することで、この地方の同分野での卓越性を強化できます。」 スマートグリッド・ネットワークは、インテリジェントと呼ばれている。それは、情報通信技術を利用することで、効率的に生産者と消費者の行動を統合することが可能となり、同時に低コストで持続可能なエネルギーを供給できるからだ。エネルギー転換の重要な要素であるこれらの将来のソリューションは、長期的な展望のなかで捉えるべきもので、フランスにおける電気と情報通信技術の発展の鍵となるものだ。
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エア・カナダが、リヨン-モントリオール線を開設

エア・カナダは、リヨン-モントリオール線の開設を発表した。この2都市間を結ぶ路線は 2016年6月17日から、年間を通じて運行予定だ。 エア・カナダは、世界の主要20の航空会社の一つでである。同社は、5大陸で180以上の目的地に、毎日1470の定期便を運航している。 リヨン-モントリオールのダイレクト便は、当面は週5便を予定し、2017年夏からは毎日運行される。使用機種はエアバス A 330-300で、2つのクラスに区分され、国際ビジネスクラスが37席、そしてメインキャビン内には228席が設置される。 この路線は、エア・カナダにとって戦略的なものとなる。リヨンを選択することにより、エア・カナダは、フランスでのプレゼンスを強化し、ビジネス及び観光客を狙った非常に重要な目的地として位置づけている。 ドバイとの関係強化に続き、この新しい路線開設は、リヨン・ サンテグジュペリ空港にとってヨーロッパの主要なハブ空港としての地位を強化するものである。これはまた、リヨン都市圏にとっても北アメリカへのゲートウェイとして良いニュースであり、同時にさらなる経済発展のための駆動力となるだろう。 このルートの開設は、リヨンとモントリオール間の既存の密接な関係を強化し、これは「30年来の、緊密な経済学術文化交流にるパートナーシップの基盤」のおかげであると、ジェラール・コロン、メトロポール・ド・リヨンの会長は述べている。
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ブルースター・シリコン社が、リヨン都市圏に新たな投資

  ブルースター・シリコン社は、ケミカル・ヴァレーと呼ばれるリヨン近郊のサン・フォンでのエラストマー.製造部門を強化するために、同社発祥の工場に1500万ユーロを投入する。工事は2016年の夏まで続く予定。 サン・フォンの樹脂生産の新工場には、すでに2011年に投資が行われた。ブルースター・シリコン社は、競争力を高めるために、エラストマーの生産能力の増強と近代化を行う。このプロジェクトには、ますます高まる顧客からの要件に対応するために、研究開発の拡充への投資が含まれている。マーケティング分野の新たな部門も開設される予定だ。 中国化工グループの子会社、ブルースターによるローディアの買収後、2007年に設立されたブルースター・シリコン社は、現時点では中国の欧州における最大の投資となっている(12億ユーロ以上 )。 ブルースター・シリコン社は、プラスチック材製造を中心とする化学工業を専門とし、中でもシリコーン生産では世界のトップだ。同社は、医療、航空機、自動車あるいは建設の分野における、付着防止剤、エラストマー、流体、乳剤、樹脂の製品を提供している。 当グループは、米国、ブラジル、中国、ヨーロッパに生産拠点を持っている。また当グループはリヨン周辺に集中している。世界本部の機能をもつ事業本部並びに研究開発センターは、ローヌ=アルプ地方のルシヨンとサン・フォンの2つの工場から遠くない リヨンに位置している。当グループは現在、ローヌ=アルプ地方で800人、フランス全体で1,900人を雇用している。2014年度において、5億ユーロの売上高を記録した。