2015年5月初旬、「キャンパス・スマートグリッド・ローヌアルプ」プロジェクトが、他の4つのキャンパスと共に候補地に選ばれた。他の4つのプロジェクトとは、「パリ・サクレーのライブグリッド」、「トゥールーズのネオキャンパス」、「RTI リール」、そして「ニース・ソフィアアンティポリスのスマートキャンパス」である。

経済産業省が検討中のこれらの候補地の案件は、国際的な科学者、スマートグリッドの専門家、政府が立ち上げた産業アクションプランの代表者からなる評価委員会によって選択されたものだ。

「キャンパス・スマートグリッド・プロジェクト」は、「インテリジェント電気ネットワーク」 産業プラン の枠内で、政府が先導するものだ。この応募に答えたのはフランス配電会社(ERDF)で、グルノーブルの大学キャンパスでのプラットフォーム展開を推進し、スマートグリッドの分野において研究と技術革新を目的としている。ローヌアルプス州はこの分野で長い経験を有しており、フランスでの実験的プロジェクトの40%が同州に集中しているのである。例えばリヨンは、Linky というERDFが開発した通信型電気メーターの試験的導入を実施した。

Smart_Grids_lyonこのプロジェクトは、グルノーブル・アルプ大学が共同でサポートするものだが、キャンパスが実験と革新的なソリューションの開発に適した場所であることが示すものだ。これらのプラットフォームは、産業界と学術間の交流を強化することを目的として設計された。

最終的な決定は、2015年9月。ERDFブルゴーニュ・ローヌ•アルプのディレクターによると、「スマートグリッド研究所」がリヨンに設立されるかもしれないということだ 。ジャック•ロンゲ氏は次のように述べる。「インテリジェント・ネットワークを中心に生まれつつあるスタートアップを推進し、進行中のスマートガイドの産業的展開を促進することで、この地方の同分野での卓越性を強化できます。」

スマートグリッド・ネットワークは、インテリジェントと呼ばれている。それは、情報通信技術を利用することで、効率的に生産者と消費者の行動を統合することが可能となり、同時に低コストで持続可能なエネルギーを供給できるからだ。エネルギー転換の重要な要素であるこれらの将来のソリューションは、長期的な展望のなかで捉えるべきもので、フランスにおける電気と情報通信技術の発展の鍵となるものだ。