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サノフィグループの子会社ジェンザイムは、希少疾患、腎臓疾患、移植及び外科に特化したバイオテクノロジー企業である。その活動はバイオ医薬品の研究、臨床試験、治療薬の製造・販売のすべてのステップをカバーしている。ボストンで1981年に設立された同社は、現在、5大陸に進出し、世界中で10,000人を越える従業員を抱えている。

ジェンザイムは、これらの治療薬の生産拠点をグローバルネットワークとして展開している。リヨンには、特定の生産ユニット、ジェンザイムポリクローナル(Genzyme Polyclonals)がある。ここでは臓器または骨髄の移植拒絶を防止するポリクローナル抗体のサイモグロブリンのみを生産している。

同生産ユニットは、リヨン・ジェルラン・バイオディストリクト地区に2011年に進出し、このほど抗体製造のための国際保健機関の許可を取得した。ジェンザイム・ポリクローナルは、リヨンの生産ユニットで年間2万本を生産し、65カ国に供給することができる。同社の創業の地マルシー・レトワールの生産拠点は、2015年10月前に閉鎖される。事業全体はリヨン・ジェルランのサイトに統合され、従業員300人になる。

また、パートナーシップの一環として、ジェンザイムは、メリュー研究所の子会社であるバイオテクノロジーのトランスジェン社の下請けとして機能し、ウイルスベクターを製造する。これは、トランスジェン社が、癌および感染症の免疫治療を開発する上で必要とするものである。サノフィとトランスジェンは、このために 2016年にリヨン•ジェルランに1200㎡の新たなバイオ生産ユニットを建設する予定だ。ウイルス治療の最先端技術を用いるこのプラットフォームでは、トランスジェン向けの活性成分の生産を行い、またジェンザイムが現在開発中の他の治療薬も製造される。