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1999年創設のシーラム社は、テレビ、映画、新型技術プラットフォーム向けの アニメ制作を専門とするフランス企業である。フランスの他のいくつかの地方も候補に挙がっていたが、スタジオを新設し、制作の一部を移転する場所として、シーラム社は最終的にリヨンを選んだ。当移転に伴い、短期的には80人の雇用が創出される予定で、2016年3月からの制作移転の進度に合わせて、今後3年間で120人の雇用を見込んでいる。

高級アニメ制作分野で欧州を代表する企業となったシーラム社は、150の国々で作品が配給されている。当社は、「オギー&コックローチ」、「宇宙のザンザン」、「ダルトン」、「パプリカ」を含む、1500本のアニメ作品を制作している。シーラム社は現在までに18のアニメ番組を制作しており、そのうちの15は今も世界各国で配給されている。パリとホーチミン市(ベトナム)にある2つの制作スタジオでは300人の従業員が制作にあたっている。

Aderlyでは、メトロポール・ド・リヨン、ローヌ=アルプ・シネマ、Imaginove(イマジノヴ)、ローヌ=アルプ地方(FIACRE)といった、この象徴的な進出プロジェクトを支援する関連機関全体の連係を図りながら、当プロジェクト誕生当初から全段階を通してシーラム社の支援を行った。ヴィルールバンヌ市にあり、今日当セクターの100を超える企業が集結し競争力の強化に貢献している映像とクリエイティブ産業の拠点に、近々シーラム社の実際の移転が行われるまで、Aderlyではこのプロジェクトを見守る予定だ。

シーラムの創設者であるマルク・デュ・ポンタヴィスは、「リヨンは数々の有利な条件と、当地にある3つの主要機関(ローヌ=アルプ・シネマ共同制作基金、競争拠点Imaginove、エミール・コール校)の存在により、私たちの心をつかみました」と述べている。リヨン地方は、パリの幹部や、新しい制作スタジオに必要な人材としてシーラム社が求めている外国人らを惹きつけるような自然が豊かで質の高い生活環境を提供しているため、当地方のこうした魅力もまた進出の決定に影響を与えた。

シーラム社がリヨンを選んだことは、映像分野でのリヨンの卓越性を証明しており、特に、下請けのアニメ制作スタジオや技術専門会社で生まれる需要、R&Dの必要性、養成・教育機関ネットワークとの提携などの面で、地元の当分野全体が恩恵をこうむることになる。またこれはリヨンにとっても、当セクターでの魅力を強化する好機となる。シーラムのリヨンの新しい制作スタジオでは、フランステレビジョン放送の3~6歳向けシリーズ「パプリカ」と、Gulli放送の6~11歳向けシリーズ「マジック」の2シーズン目の制作が予定されている。