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サルデーニャ島で9月4日(日)に開かれた2016年ワールド・トラベル・アワードの授賞式において、リヨンは「ヨーロッパのベスト・シティーブレイク・デスティネーション」に選ばれた。リヨンは、この権威ある賞を、パリ、ロンドン、ベルリン、アテネ、ローマ、ダブリン、リスボンといった強豪をおさえて手にしたことになる。

 「リヨンは、その国のライフスタイルが凝縮され、かつ、歩いて、またはレンタル自転車Velo’vなどで観光できる人間らしい大きさの都市という、都市観光に求められる新しい基準に応える街なのです」と、ONLYLYON観光局の局長を務めるフランソワ・ガイヤールは喜ぶ。「リヨンは、学生にとっても、管理職や企業にとっても、すべてのレベルで魅力的な街になりました。観光客にとって魅力的な街とは、あらゆる人々にとって魅力的な街でなければならないのです」と彼は続ける。

「観光業界のアカデミー賞」とも言われるこの賞の受賞は、観光客にとって魅力的な都市を目指してリヨンが近年積み重ねてきた努力に報いるものだ。

かつて絹織物の世界的中心地であったリヨンは、見本市や通商によってビジネス観光における重要な都市であった。しかし、通常の観光について言えば、存在しないも同然だった。今日、リヨンには年間550万人の観光客が訪れ、10年前に比べ200万人増えている。

1998年に旧市街がユネスコの世界遺産に登録されて以来、リヨンは、ローヌ河岸とソーヌ河岸の整備、コンフリュアンス・エコロジー地区の再建などを含む多数の再開発事業と都市の美化に取り組んできた。コンフリュアンス地区の象徴とも言えるコンフリュアンス博物館は、当地方で最も訪問客の多い場所となっている。

これらの大規模な都市開発に加え、リヨンの成功は、2007年に当地方の13の経済パートナーのイニシアチブで立ち上げられたONLYLYONのブランド力と、リヨンの街を愛し、人々にリヨンを宣伝する役目を担う2万5千人を超えるそのアンバサダーの存在にも多くを負っている。この10年間で、リヨンはますます高まる魅力をアピールしながら、数々の国内、欧州および国際ランキングで順位を伸ばしてきた。イギリスの新聞「ガーディアン」は、2015年にリヨンを、トリノやライプツィヒなどと並んで、ヨーロッパの10の「新たなデスティネーション」の1つに選んだ。

ワールド・トラベル・アワードは、ヨーロッパで最も優れた観光都市を毎年選出している。合計16万7000に上る世界中の旅行代理店や観光業者と何千ものインターネットユーザーが、2016年のお気に入りのシティーブレイク・デスティネーションの投票に参加した。